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【コロナ対策】職場の換気を徹底!CO2濃度をすぐ確認する方法は?

【コロナ対策】職場の換気を徹底!CO2濃度をすぐ確認する方法は?

新型コロナウイルスの感染者数増加に歯止めがかからない状況が続いています。新型コロナウイルス感染症対策専門家会議の見解(令和2年3月9日及び3月19日公表)で、集団感染が確認された場所で共通する3条件が示されました。

①換気の悪い密閉空間であった
②多くの人が密集していた
③近距離(互いに手を伸ばしたら届く距離)での会話や発声が行われた

これら3つの条件が同時に揃う場所や場面を予測し、避ける必要があります。この記事では、上記であげた①の「換気の悪い密閉空間を防ぐ」ために必要なことや注意点、企業でできる対策について詳しく書いていきます。

なぜ感染対策において「換気」が注目されているのか

換気をすることでどの程度の感染拡大リスクが減少するかは、現時点では十分な科学的根拠は得られていません。

しかし、換気の悪い環境は換気の良い環境よりも18.7倍感染リスクが高いというコロナ初期の報告もあります。事実、集団感染が多発しているのは換気のよくない場所や人が密閉する場所です。したがって、感染拡大を防ぐためには十分な換気対策が必要だと考えられています。

それでは、「換気の悪い密閉空間」を改善するためにはどうすればよいのでしょうか。具体的な換気方法について見ていきましょう。

「換気の悪い密閉空間」を改善するための換気の方法

二酸化炭素(CO2)濃度を下げるためには、十分な換気を行なわなければなりません。ここでは厚生労働省の「3つの密を下げるための手引き」をもとに、実践的な換気方法をいくつか紹介します。

窓がある場合

「換気の悪い密閉空間」を改善するための換気の方法

空気の流れができるように、二方向の窓を数分間程度全開にしましょう。換気回数は毎時2回以上確保してください。

もっとも、ただ窓を開けただけでは十分な換気にならない場合もあります。効率的な換気のため、いくつかポイントをおさえておきましょう。

ポイント
・窓は2ヵ所以上開ける
・同じ向きの窓ではなく、方向の違う窓を開ける
・部屋の対角線で風を通すとさらに効果的

換気で大切なのは、空気の「入口」と「出口」を作ることです。窓を一ヵ所開けるだけでも換気効果はありますが、うまく空気が流れないために“淀み”が残りやすくなります。

窓が複数ある場合は方向の違う2ヵ所以上の窓を開け、空気の流れを作るようにしましょう。二方向の窓を開けると、換気効果は約10倍になるといわれています。

扇風機や換気扇などを併用するのもおすすめです。空気の流れが届きにくい部屋の隅や、窓から遠い場所にも空気の通り道を作ることができるため、さらなる換気効果が期待できます。

窓がない場合

オフィスによっては窓がない場合もあるでしょう。窓がない場合はまず換気口の位置を確認し、サーキュレーターなどを設置して空気の流れを作るのがおすすめです。

換気口が室内にある場合は、ドアを開けてサーキュレーターなどで部屋の中に空気を送り込むようにしてください。

換気口が室内にない場合は、ドアを開けて室内の空気を外に流すようにします。この場合、部屋の奥とドア付近の2ヵ所にサーキュレーターや扇風機を設置すると、より効果的です。

なお、窓がない施設でも、建物の施設管理者は感染症防止のために合理的な換気量の確保に努めなければならないことが法令により定められています。

そのため、地下や窓のない高所の施設であっても、通常は業務用エアコンをはじめとする換気設備により換気されているため、過剰に心配する必要はありません。

しかし、感染症に対して油断は禁物です。窓やドアを開けたり、換気設備の外気取り入れ量を増やしたりすることで、より一層の効果が期待できます。一部屋あたりの人数を減らすのも有効とされています。

一方で家庭での換気対策には注意が必要とされています。通常の家庭用エアコンは空気を循環させるのみで換気には対応していないため、別の換気方法が必要です。

加えて、一般的な空気洗浄機の場合、通過する空気量が換気量に比べて少ないことも多く、一概に新型コロナウイルス対策としての効果があるとは言い切れません。

雨の日や寒い日の場合

雨の日は、外よりも室内の方が湿度が高くなっていることがあります。外の湿気が室内に入ってこないようにと、換気をしないのは逆効果です。雨の日でもしっかり換気をするようにしましょう。

雨の日の換気方法としては、開けた窓に向けてサーキュレーターや扇風機を使って空気の流れを作るのがおすすめです。湿気が気になる場合は、除湿器も併用しましょう。

また寒い日の場合でも、換気量が十分でない商業施設などではできるだけ窓を開けて換気することをおすすめします。新型コロナウイルス対策としては、室内の温度を18℃以上、かつ相対湿度を40%以上に維持することが大切です。

乗り物の場合

乗用車やトラックなどのエアコンでは、「内気循環モード」ではなく「外気モード」にして換気を心がけましょう。

電車やバス等の公共交通機関では、窓開けへの協力が勧められます。公共交通機関を使う場合は、ピーク時を避けて他人との距離を2メートル以上取るといった対策も重要です。

参照:3つの密を避けるための手引き!

換気の方法はわかっても、いつ換気するべきなのかは、なかなかわからないものです。換気のタイミングを知る一つの方法として、二酸化炭素濃度の測定があります。視覚的に二酸化炭素の状態を知らせてくれる二酸化炭素濃度測定器を利用すれば、換気のタイミングを知ることが可能です。

換気のタイミングを知る方法として二酸化炭素濃度の数値を測る

厚生労働省では、必要換気量(室内の空気をクリーンな状態に保つために最低限必要な換気量)を満たしているかどうかを確認する方法として「室内の二酸化炭素濃度が1000ppmを超えていないかを確認することも有効」としています

引用:https://www.mhlw.go.jp/content/000698868.pdf

そして、二酸化炭素濃度の数値が高い場合はすぐに換気を行ない、人の密を避けるなどの対策が必要です。下記を参考に、測定数値に応じた対策を実施しましょう。

●1000ppm以下……換気が十分に実施されている状態。
● 1000~1500ppm……多人数が定期的に利用する空間においては1500ppmを換気の基準とすべきとしている。ときどき室内の一部の窓を開けて換気する。
● 1500ppm~2500ppm……今すぐ換気が必要な状態。30分おきに数分ほど窓を全開にして換気する。二酸化炭素濃度が十分に下がるまでは部屋の使用を控えたほうがよい。
● 2500ppm以上……今すぐ部屋の使用を控えるべき状態。常時窓を全開にして換気を行ない、二酸化炭素濃度を下げる必要がある。

参照:冬場における「換気の悪い密閉空間」を改善するための換気について

最近、注目されているのが二酸化炭素濃度を測定できる二酸化炭素濃度測定器です。次の章では、二酸化炭素濃度測定器について紹介します。

二酸化炭素濃度を測ってくれる二酸化炭素濃度測定器(CO2センサー)とは

室内の二酸化炭素濃度は、二酸化炭素濃度計測器(CO2モニター)で測定可能です。

二酸化炭素濃度計測器にはさまざまなタイプがありますが、コストや使いやすさから光学式(二酸化炭素が特定の波長の赤外線を吸収するという特性を利用したもの)の計測器が広く普及しています。

特にオフィスや飲食店など比較的面積の狭い場所では、上記のようなコンパクトサイズの光学式二酸化炭素濃度測定器がよく使われているようです。

二酸化炭素濃度計測器で換気の状態を見える化することは、感染症対策と省エネを両立させることにもつながります。適切な換気を行ない、快適で知的生産性の高い室内環境を実現しましょう。

二酸化炭素濃度計測器の設置方法

設置前に確認すること

二酸化炭素濃度測定器を設置する前に、仮設で室内のどの部分で二酸化炭素濃度が高くなるかあらかじめ測ります。その結果として、二酸化炭素の濃度が高くなりやすい場所や、人の密集しやすい空間に二酸化炭素濃度測定器を置くようにしましょう。

感染症の集団感染対策として二酸化炭素濃度計測器を使用する場合は、飲食店や会議室など3密になりやすい場所に置く必要があります。設置が推奨されるのは、以下のような箇所です。

オフィス、会議室、工場、事務所、小売店舗、洋品店、飲食店・居酒屋、菓子店、飛行機、電車、新幹線、観光バス、展示会会場、ホテル、病院、ワクチン集団接種会場、薬局、大学、専門学校、高校、保育園、学童保育クラブ、学習塾、音楽教室、スイミングスクール、役所、公民館、図書館、教会、福祉施設、デイサービス、フィットネスクラブ、温浴施設、ヘアーサロン、レジャー施設、水族館、住宅、他

設置するうえでの5つの注意事項

二酸化炭素濃度を正確に測定するために、以下のような点に注意して設置しましょう。

①部屋や間仕切りごとに1台ずつ設置する。
②外気の影響を避けるため、ドア、窓、給気口などからできるだけ離れた場所に設置する。
③人の呼吸の影響を避けるため、人がいる場所(呼気が直接当たる場所)から50cm以上離れた場所に設置する。
④人が呼吸する高さに合わせるため床上75cm~150cm程度の位置に設置する。
⑤5 室内にストーブやコンロ等がある場合は、燃焼によるCO2が加算されることを考慮する。

二酸化炭素濃度計測器(CO2センサー)の紹介

コロタツでも企業におすすめの二酸化炭素濃度測定器を販売しています。オーバル型は、二酸化炭素濃度が1000ppmを超えると警告アラームで知らせてくれるアラーム機能付きです。

2種類ともコンパクトサイズなので設置場所を選ばず、換気のタイミングがひと目でわかります。二酸化炭素濃度のほか温度・湿度も測定可能。検査結果はデジタルディスプレイに表示されます。

自動CO2センサー

■自動CO2センサー

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換気のタイミングがひと目でわかる「自動CO2センサー」

「換気」以外の感染症対策も合わせて紹介

冒頭で触れた集団感染が確認された場所で共通する3条件のうち①の「換気」について詳しく解説しました。

①換気の悪い密閉空間であった
②多くの人が密集していた
③近距離(互いに手を伸ばしたら届く距離)での会話や発声が行われた

次は、②に関して人の密度を下げる方法、そして③の近距離(手が届く範囲)での感染症対策について簡単に解説します。

②人の密度を下げる

オフィスのレイアウトをフリーアドレスに変更する

新型コロナウイルスの影響で企業での働き方が大きく変わるなか、感染防止対策としてフリーアドレスが大きく注目されています。

フリーアドレスを導入すれば、従業員が席を自由に選択でき、ソーシャルディタンスの確保やオフィスの省スペース化などに非常に効果的です。フリーアドレスについては下記記事で紹介しています。

③近距離(手が届く範囲)での会話や発声を避ける

アクリル板の設置

感染症予防対策としては、特措法第31条の6第1項に基づき「会話等の飛沫による感染の防止に効果のある措置」が要請されています。

机の構造などが原因で、机の上にアクリル板等を設置することが困難な場合は、利用者の適切な距離(1m)の確保等が必要です。

アクリル板などの設置が可能であっても購入に時間を要する場合は、当面、利用者の適切な距離(最低1m)を確保して対策することになるでしょう。

置き型のアクリル板であれば、オフィスのレイアウト変更にもフレキシブルに対応することができます。

しかし、ここで注意すべきが、アクリル板やパーテーションの設置方法です。パーテーションは、その場を板で仕切ることによって、飛沫を物理的に遮断するのが、製品の特徴です。そのため、必要以上に空間を遮断してしまうと、その場の換気が行き届かなくなる可能性があるという調査結果もあります。特に天井から地面までをビニールシートなどで区切った場合に空気の循環が悪くなる可能性があります。

設置する際には、空気の通り道は意識する必要があります。アクリル板をどこで購入すればいいか迷っている方は下記の動画をご覧ください。

弊社では、感染防止のためのアクリル板や持ち運びに便利なPETパーテーションを取り扱っています。パーテーションの素材やサイズ、設置箇所や設置の仕方などは企業によって異なるものです。

他の記事でまとめていますので、それぞれの状況に応じたパーテーション選びの参考にしてみてください。

▼商品リンク

マスクの着用

マスクは正しく装着しなければ十分な感染予防効果が期待できません。上下や裏表をきちんと確認して、顔にしっかりフィットさせて使用してください。

新型コロナウイルスの終息までにはまだ時間がかかりそうですが、マスクを正しく装着して感染しにくい環境を作りましょう。

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まとめ

新型コロナウイルス感染症対策専門家会議の見解で出された3条件の「換気方法」について解説しました。

換気状態を“見える化”する二酸化炭素濃度計測器を導入するなど、withコロナの時代に求められる感染症対策に企業をあげて取り組むことが推奨されています。

厚生労働省のガイドラインをもとに、従業員と顧客の安全・安心に資する感染症対策を実施していきましょう。

※内容は2021年6月1日現在のものです。日々情報が更新されておりますので、最新の情報は各都道府県の公式サイトやガイドラインをご確認ください。※弊社の製品は感染(侵入)を完全に防ぐものではありません。


コロナウイルス感染症を避けるための「3密を避ける」「ソーシャルディスタンスの確保」など、厚生労働省の指針を意識のうえで、状況によってプラスアルファーの道具として弊社製品をご活用ください。

監修:中西 真理(薬剤師)
1995年薬剤師免許取得。薬学修士。
医薬品卸にて一般の方や医療従事者向けの情報作成に従事。その後、調剤薬局に勤務。
現在は、フリーライターとしておもに病気や薬に関する記事を執筆。

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弊社の製品は感染(侵入)を完全に防ぐものではありません。
コロナウイルス感染症を避けるための「3密を避ける」「ソーシャルディスタンスの確保」など、厚生労働省の指針を意識の上で、状況によってプラスアルファーの道具として弊社製品を所属団体内でご活用ください。

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