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【徹底比較】飛沫防止パーテーション|PET?アクリル?材質の特徴をご紹介

【徹底比較】飛沫防止パーテーション|PET?アクリル?材質の特徴をご紹介

飛沫防止対策として世の中にはアクリル・PET・スチレン・ビニール・ダンボールなど多様な材質のパーテーションが設置されています。今まさにさまざまな種類のパーテーションを比較検討している方も多いのではないでしょうか。

しかし、リモートやインターネットでの購入が増えてきて、実物を確認することも難しい状況。パーテーションの材質ごとの特徴を理解しておかないと、想像と異なる製品を手にしてしまう懸念があります。

そこで今回はパーテーションの『材質』を取り上げ、材質ごとの特徴を徹底解説します。

【徹底比較】ズバリどんな材質があるの?違いは?

【徹底比較】ズバリどんな材質があるの?違いは?

パーテーションは材質・素材ごとにメリットやデメリットがあります。それぞれの特徴を把握して、使用シーンに適したパーテーションを選ぶことがポイントです。

見た目の美しさを重視するならこれ!アクリル素材

キーワード:透明度・高級感・耐候性

アクリル素材は見た目の美しさと耐久性の高さから人気があります。

アクリルはガラスを凌ぐほど透明度が高いため、高級感があり、景観を損なう心配も少ないでしょう。建築素材に使用されるほど耐久性に優れており、一度購入すれば長く使えるというのもメリット。PET素材より重たく設置した際に安定感がでるのも特徴です。

見た目の美しさを重視するならこれ!アクリル素材

受付・窓口カウンター、オフィス、飲食店など、特に見た目を重視するシーンにおすすめです。

デメリットとしては、硬度は高いですが、PETに比べると横からの衝撃に弱く割れやすいという点があります。他の素材と比べると比較的重さのある素材でもあるので、移動や設置の際は落下の可能性を十分に考慮するなど、慎重に取り扱う必要があります。

価格としては少し高めになります。一度購入すると比較的長期にわたって使用できるので、会社の新しい設備として、アクリルパーテーションをデスクへ一括導入される場合も少なくありません。

手入れ方法は、中性洗剤を薄めた水で軽く拭くようにします。アルコール除菌はパーテーション表面に細かい傷がつく原因になるため避けましょう。

★POINT
他の素材に比べて硬く重量感のあるアクリル素材は、5mm厚のものから高さが800mm以上のものまで幅広いラインナップがあるのが特徴です。通常、本体サイズが大きくなるほど、パーテーション本体の安定性を高めるために、脚が大きくなる傾向にあります。しかし、アクリル素材は800mmの高さでもPETのように歪みにくく、脚がコンパクトなものも多くあります。

汎用性の高さを重視するならこれ!PET(ペット)素材

キーワード:汎用性・割れにくい

PET素材のパーテーションはその「汎用性の高さ」が特徴です。
アクリルには劣りますが、高い透明性をもち、狭い空間でも圧迫感を生みにくい。パーテーション選びで大事にしたいポイントをしっかりおさえています。
アクリル素材と比較して重さが軽い分移動が楽で、処分もしやすい。比較的安価に購入もできるため、導入へのハードルが低く、まずPETパーテーションから導入される企業も多くいます。

また、アクリルパーテーションに比べて4〜5倍の強度があると言われており、万が一卓上から落としてしまっても割れにくい傾向にあります。人通りが多い会場や施設でも安心して使用できます。全体的にバランスのとれた汎用性の高い素材だとわかります。

よくアクリル素材と比較されるPET素材ですが、デメリットの一つとして、表面がやわらかいため傷がつきやすく、爪を引っ掻く程度で傷がついてしまうことがあります。また、温度変化に弱いため、ヒーターなど高温になるものの近くでの使用は避ける必要があります。使用環境によっては定期的な買い替えが必要です。

手入れについては、製品によってアルコール除菌ができない可能性があるので注意が必要です。中性洗剤を薄めた水で軽く拭くとよいでしょう。

★POINT
アクリルに比べて柔らかいため“歪み”が出やすい特徴があります。
軽量化を図り「歪み」を軽減するため、厚みとしては2,3mmのものが多く、5mm厚も多いアクリル素材との違いの一つです。PET素材のパーテーションは、厚みの選択肢が比較的少ないかもしれません。
また、安定性を保つため、PETの卓上パーテーションは高くても高さ600mm程度。支える脚も歪みを軽減するために、本体をしっかりと支えるのに十分な大きさがあります。

移動のラクさを重視するならこれ!スチレンボード

キーワード:軽量・持ち運び

軽量で安価に空間を区切り、飛沫防止対策をしたいという場合、飛沫防止ボードとも呼ばれるスチレンボードもおすすめです。スチレンボードは他のパーテーションと比べても特に軽量で、ボード同士を差し込んで組み立てるだけなので、設置がしやすいという特徴があります。安価なため導入ハードルもかなり低めです。

しかしスチレン「ボード」であり、透明なパーテーションではないため圧迫感や閉塞感を生みやすい傾向にあります。

反対に、仕切りの向こうが見えないという性質から、カウンターなどで個別空間を確保する場合の使用におすすめです。塾の学習スペースのような「周囲が見えない方が集中できる」場合に導入するのもいいでしょう。

スチレンはアルコール除菌が可能なものもあります。机周りとボードをまとめて除菌できるため、毎日のお手入れも簡単です。

★POINT
スチレンボードは非常に軽いため移動には便利ですが、その手軽さゆえに、利用者によって簡単に移動されたり、簡単にどかされてしまうことも少なくありません。常時設置には向いていないかもしれません。本体の厚みとしては、5mm〜7mmの厚さのものが多くあります。

まずはここから導入する企業が多い!ダンボール製

キーワード:廃棄が楽・使い捨て

使い捨ての用途で簡易パーテーションとして選ばれるダンボール製。ダンボールなので、その価格メリットが一番の特徴。安価で気軽に購入が可能です。また、ダンボールとPETシートを取り外し、分別して簡単に処分ができるのもメリットです。

デメリットは耐久性の低さ。設置環境にも影響を受けやすい傾向にあります。湿度(水分)に弱く汚れやすいため、定期的な買い替えが必要となります。また、PET部分がたわみやすく、見た目が安っぽいため、来客があるような場所での使用には向いていません。

水分に弱いため、アルコール除菌は避けましょう。

★POINT
約半年使用したダンボールパーテーションがこちらです。
約半年使用したダンボールパーテーションがこちらです。 やはり使用しているうちに、反りが出てきてしまいました。触ったり、移動したりする頻度の高いパーテーションは、劣化が激しいことがわかります。簡易的・使い捨てパーテーションとして選ばれる傾向にありますが、長期的な設置には向いていないでしょう。

卓上のものを置くスペースがないときはこれ!防炎ビニールシート

キーワード:スペースを有効活用・簡易設置

パーテーションの代わりに防炎ビニールシート・ビニールカーテンで空間を遮断する方法もあります。

役所の受付・コンビニやスーパーのレジなど、大きな空間を遮断する場面によくみられます。

アクリルやPETなどの卓上設置型の製品は、パーテーション本体を支える脚が必要不可欠であるため、机が狭い場合など、状況によっては、脚が邪魔になってしまうことがあります。このような状況において、ビニールシートを採用して、上から吊り下げる策を投ずる企業も多くいます。

また、防炎ビニールシートはやわらかい素材のため、自分で好きな長さに調節できるものもあります。透明性があるため、空間を圧迫しにくく、比較的安価で、廃棄も簡単です。

デメリットとしては、吊り下げる必要があるので、設置場所が限定されます。
また、PETやアクリルと比較すると、貧弱な仕上がりになりがちです。コンビニや受付などのビニールシートがシワになっていたり、少し曇った状態になっていたり、劣化が気になる方も多いのではないでしょうか。

受付やレジに設置されることの多い防炎ビニールシートは、接触したりぶつかったりする頻度も高く、定期的に買い替えな必要です。

卓上のものを置くスペースがないときはこれ!防炎ビニールシート

アルコール除菌も劣化の原因になる可能性があるため、中性洗剤を薄めた水で軽く拭くようにしましょう。

★POINT
空間を仕切れることで選ばれる傾向にあるビニールシートですが、設置の方法には注意が必要です。設置方法によっては、クラスターを発生しかねない、という報告もあります。
ビニールシートは一定の空間をシートで仕切ることによって飛沫対策効果を発揮しています。しかし、これにより、逆に仕切られた空間における換気の効果を遮断してしまい、クラスターの危険性があるのです。
ビニールシートを設置する際には、窓を開けたり、少し隙間を開けたりして、空気の通り道を意識する必要がありそうです。空気が循環されていて、換気が適切にできているか否かの指標として、二酸化炭素の測定器で、二酸化炭素濃度を測定する方法もおすすめです。

ほかにも多様な材質のパーテーションが展開中

他にもさまざまな材質のパーテーションが展開されています。

そのひとつが『ポリスチレン』のパーテーション。アクリルには劣りますが、透明度が高く、1,000円・2,000円代から購入できるものもあり、比較的安価で入手しやすいのがメリットの一つです。しかし、デメリットとして衝撃に弱いという点があります。横から衝撃を与えると「パリン」と割れてしまうことがあります。高さは600mm、厚みは2.3mm程度のものが多くあります。

【パーテーション素材別の早見表】

プラスチック
(PET)
アクリル スチレン 段ボール 防炎ビニールシート
メリット ・透明性に優れている
・比較的安価軽い割れにくい
・廃棄しやすい
・非常に透明性に優れている
・耐久性が高い
・高級感がある
・安定感がある
・安価で軽くアルコール除菌が可能なものもある
・防炎タイプもある
・比較的安価
・軽い割れにくい
・廃棄しやすい
・透明性がある
・比較的安価
・廃棄しやすい
・長さ調節できる
・大きな空間を遮断できる
デメリット ・温度変化に弱い
・傷がつきやすい
・耐久性に劣る
・割れる可能性がある・重い ・不透明なため圧迫感や閉塞感がある ・耐久性に劣る
・水分に弱い
・設置場所が限定される
手入れ方法 中性洗剤を薄めた水で軽く拭く 中性洗剤を薄めた水で軽く拭く アルコール除菌 基本は買い替え 中性洗剤を薄めた水で軽く拭く

スクロールできます

どのような材質が人気?選び方のポイント

どのような材質が人気?選び方のポイント

多くの企業はパーテーションを選ぶ際「価格」「耐久性(耐用年数)」「透明度・見た目の良さ」「利便性・移動のしやすさ」を判断軸として材質を選定します。

もちろんどの判断軸も大事にしたいところですが、自社だったらどれを特に重視したいのかを社内で決定し、それをもとに材質を決定していきます。材質さえ決定すればあとはサイズを計測して、導入するパーテーションを確定させるのみです。

「価格」を重視するのであれば、ダンボールやスチレンボード。「見た目のよさ」や「耐用年数」を意識するのであればアクリル。すべてをバランスよく重視したいのあればPETが選ばれる傾向にあります。

具体的なシーン別で比較してみると、イベント会場では、重さが軽く移動・破棄がしやすいダンボール製やPET、オフィスや店舗では、アクリル製が人気です。

感染症流行当初は、利用シーン問わず安価で手軽なダンボール製を、取り急ぎ設置する傾向にありましたが、最近はどこに設置するにも、透明度・見た目の良さが選定基準となり、PET・アクリル製のパーテーションが選ばれる傾向です。

感染症対策は長期化することが想定されています。何度も買い換える手間を削減し、自社で快適に使用でき、長く使えるものを導入して総合コストを抑える動きが出ているのでしょう。最近は「材質」「サイズ」「形状」を組み合わせて、パーテーションを特注で制作するニーズも高まっています。

パーテーションが”とりあえず”で導入する備品ではなくなってきているのです。

コロタツおすすめ!飛沫防止パーテーション2選

当社でも、さまざまなシーンにマッチする60種類以上のアクリルパーテーションや大型透明パーティションを扱っています。ぜひパーテーション選びの参考にしてみてください。

■60種類以上のラインナップから選べる!飛沫防止アクリルパーテーション

50種類以上のラインナップから選べる!飛沫防止アクリルパーテーション

当社のアクリルパーテーションは豊富なラインナップと納期が特徴。60種類以上のラインナップを短納期でご案内できるので、お客様の「いますぐ欲しい!」の声にお応えします。
透明度の高いアクリル素材なので、視界を遮ることなく、オフィスや飲食店・受付などの飛沫防止対策にご活用いただいています。
※在庫数によって納期は前後する場合がございます。

また、コロタツのサービスの1つとして、返却不要の無料サンプルをご提供しています。実際に品質や材質を確認いただいた上で、安心してご発注していただくことができます。このサービスにより、100台以上の数量を一括して発注する企業様も多くいらっしゃいます。

■高さ180cm!大型透明パーティション

高さ180cm!大型透明パーティション

舞台やイベント・セミナー(講演会)の際に、演者・司会者・プレゼンターの飛沫を防止します。厚み3mmでPET素材、透明度が高いので、このサイズ感でも圧迫感がなく、邪魔にならないタイプです。コロナ禍の対面機会にぜひご活用ください。

自社に合わせた材質選定で、安心・快適な飛沫防止対策を

自社に合わせた材質選定で、安心・快適な飛沫防止対策を

感染症拡大に伴い、パーテーションの選択の幅も広がってきています。材質にはそれぞれ特徴があり、メリットとデメリットがあります。自社でパーテーションを導入する目的、重視するポイントを明確にして、それに合致した材質を選択していく必要があるでしょう。

材質選定で失敗しないために購入前にサンプルを手配して、実際に目でみて確認することをオススメします。サンプルを手にして、社内で確認できれば、一括導入もしやすく、何度も分けて発注する手間も削減できます。

サンプルを手配して自社に合わせた材質を選定し、飛沫防止対策にも“安心”と“快適さ”を追求していきましょう。

※本記事で紹介した材質の特徴は自社調べによるものです。商品によっては材質の特徴が異なる場合がありますので、あらかじめご了承ください。

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よくある質問Q&A

よくある質問

CAUTION

弊社の製品は感染(侵入)を完全に防ぐものではありません。
コロナウイルス感染症を避けるための「3密を避ける」「ソーシャルディスタンスの確保」など、厚生労働省の指針を意識の上で、状況によってプラスアルファーの道具として弊社製品を所属団体内でご活用ください。

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