株式会社アルビオン様

「アイグッズにしか作れないものがある」
細かいコミュニケーションに裏打ちされた品質

年間で何案件ほどのグッズを制作されていますか？

アルビオン、ポール&ジョー、アナスイなどをはじめ、複数のブランドに関わるので、年間数百個のアイテムに携わっています。
ブランドごとの違いはもちろん、制作目的や展開場所、シーズンものなど、制作条件は様々。条件がひとつ変われば、お客様に喜んでいただけるものも変わるため、試行錯誤の連続ですが、それが何年やっても楽しいところですね。

アイグッズは年に40案件ほど制作させていただいておりますが、
中でも印象的だったものは何ですか？

ポール&ジョーのビニールポーチです。
実は過去の案件でビニール素材のアイテムで品質管理に苦戦した経験があって…ビニールは変色やにおい、縫いシワが発生しやすく、社内ではハードルの高い素材でした。しかし、担当のお二人は何度も試行錯誤して、見事品質の高いポーチを仕上げてくださったんです。アイグッズさんと一緒に、社内の常識を覆して、当社のものづくりの可能性を広げられたのは、担当者としてやりがいを感じましたね。

実際にビニール製品を制作される際、どんな工夫があったのでしょうか？

生地選びから梱包まで、あらゆる制作段階で工夫していただきました。生地に傷やシワ、折れ跡が生じないよう何度も試作を重ね、0.1mm単位で厚みを調整。経年劣化しやすい素材のため、ジャングル試験と言われる劣化促進テストを両社で実施し、ファスナー部分の腐食実験も行いました。また生地特有の臭いや袋とのくっつきを緩和するべく、梱包袋や緩衝材の素材も今回用に選定して輸送テストまで行いました。
開封の瞬間から日々使っていただく時まで、どの瞬間をきりとっても、アルビオン基準の品質を実現したい。その一心で共に試行錯誤したおかげで、理想的な製品が作り上げられました。

弊社のものづくりで、評価いただいている点は何ですか？

とにかく私たちの品質基準に食らいついてくださることですね。技術的にも、品質的にも、試行錯誤を繰り返してくださるアイグッズさんでしか制作できないアイテムがあります。例えばこの四角のポーチは、柔らかな合皮とインクジェットの細やかな印刷の両立が難しく…なかなか実現できる企業さんがいないので、作るなら自然とアイグッズさんに依頼する流れになりますね。実際この製品は「お客様より大好
評だった」と聞いています。

他に評価いただいている点はございますか？

ものづくり・顧客への熱量の高さですね。案件が詰まっている時期はほぼ毎日訪問して、細かなすり合わせをしてくださるんです。デジタル上で確認を済ませられる制作会社さんもいらっしゃる中、オフィスで現物を見ながらすぐに意見をすり合わせられるので助かりますね。
また、デザイナー視点からしても感度が高く、市場の流行にも詳しい。私たちの想いやイメージをスッと汲み取ってくださるので、ブランドらしさが阿吽の呼吸で形になっていく感覚がありますね。
ここまで、アルビオンという会社・ブランドを理解していただけるのはありがたい限り。密な情報収集や細やかな対応に裏打ちされた品質ですね。

実店舗で配布したノベルティはリピート製造！
ECサイト用のグッズも好評！

エンドユーザー様からのご反応はいかがでしょうか？

黄色と青の2カラーで展開したトートバッグは、街中でも社内でも使っている人を多く見かけます。明快で他にないデザインは店舗でも目立っており、2回再製造をかけました。カートンの中でバッグが折れるのを防ぐべく、梱包に何度もこだわっていただきました。
アナスイのエナメルポーチはブランドのコアファンからの反響が大きかったですね。現在ECサイトにも注力しているため、WEB 上でいかに映えて見えるかが重要。インパクトの大きいアイテムをしっかり作りあげられました。

今後のものづくりの目標を教えてください。

環境対応を強化していきたいですね。アイテム本体にも再生材料を使用していきたいのですが、どうしても価格が上がってしまい、断念せざるを得ないことが多く…。アイグッズさんは新しい素材を定期的に仕入れられていると聞いているので、今後も生産力（価格力）を活かしてぜひご提案いただきたいです。

グッズディレクターコメント

アイグッズ本社にある検品所や海外生産現場など、お客様の立ち会いにも幅広くご対応

弊社オフィス内検品所にて担当のグッズディレクターはもちろん、お客様立ち会いのもと検品も可能。品質
をさらに細かく確認しなければいけない場合は、海外生産現場への立ち会いなどもご対応しております。実
際の現場を生で確認いただき、確かな生産を心掛けています。

縫製品〜型物まで、多数の製品を製作

弊社が担当させていただくアルビオン様のグッズは年40種以上。過去のキャンペーン結果やお客様の社内状況を踏まえ、専属の担当者が新しい「らしさ」を提供します。