お知らせ
2023.11.06 UP
株式会社伊藤園、廃棄物の回収〜再利用を行うSUS CYCLEを導入
〜タリーズコーヒー店舗で出たコーヒー粉をオリジナルプレート、ランチョンマットへアップサイクル〜
オリジナルグッズを企画製造するアイグッズ株式会社(本社:東京都渋谷区)は株式会社伊藤園と連携し、タリーズコーヒー店舗内で出た廃棄予定のコーヒー粉を回収、素材化、製品化を行い、環境に配慮したオリジナルプレートとランチョンマットを制作しました。
企業で出た廃棄物を回収し、お客様のご要望に合わせグッズを企画・製品化まで一括して行う、当社のアップサイクルサービス『SUS CYCLE(サスサイクル)』のご導入実績として、ご報告します。
タリーズコーヒー店舗で不要になったコーヒー粉を回収 サステナブルなオリジナルグッズへ生まれ変わらせる
『コーヒー抽出粉再利用 オリジナルプレート』
1枚あたりにコーヒー抽出粉を10%使用した、オリジナルプレート。表面にはコーヒー抽出粉の粒々が感じられ、マットな黒色基調が特徴です。廃棄予定物を素材の一部へ代替することで、石油由来のヴァージン素材の削減に貢献しています。当製品はタリーズコーヒーのSNS投稿キャンペーンにて、ノベルティとして配布されました。
『シルバースキンランチョンマット』
1枚あたりにコーヒー豆の皮を30%使用した、シルバースキンランチョンマット。自然由来でおしゃれな風合いの素材に仕上げ、ほんのりと香るコーヒーの香りが特徴的です。スーパーなどの店頭にてタリーズコーヒー製品をご購入いただいたお客様へのプレゼントとして配布されました。
▼実績詳細
コーヒー抽出粉再利用 オリジナルプレート: https://sus.i-goods.co.jp/case/3350
シルバースキンランチョンマット: https://sus.i-goods.co.jp/case/3212
株式会社伊藤園、アップサイクルでサステナビリティ経営に拍車
株式会社伊藤園は、「健康創造企業」として、自然由来の製品を主軸に据えたサステナビリティ経営を進め、持続可能な社会への貢献を強化しています。長期目標として「世界のティーカンパニー」を掲げ、環境に配慮した新たな取り組みを加速しています。同社は緑茶飲料生産時に出る茶殻を堆肥や飼料等に再利用してきましたが、茶殻の排出量増加に伴い、2001年ころから独自の「茶殻リサイクルシステム」により、茶殻を活用して工業製品などにアップサイクルしています。また、茶殻以外にも再利用素材を増加。コーヒー抽出粉とシルバースキンを”有効資源”として活用開始するべく、当社のアップサイクルシステム『SUS CYCLE』を導入いただきました。
また、グループ会社であるタリーズコーヒージャパン株式会社では、株式会社伊藤園の独自技術「茶殻リサイクルシステム」を応用し製作した、コーヒー豆の皮配合の「シルバースキン配合紙ナプキン」を使用しています。さらに、一部店舗にてコーヒー豆の皮を使用したオリジナル再生紙の紙ストロー「シルバースキン配合紙ストロー」を導入。プラスチック資源循環法への対応を推進しています。
企業の「もったいない」をなくす!回収〜製品化まで行う『SUS CYCLE』
当社が提供するSUS CYCLEは、SDGs達成に向けた社会実装の一環として、企業・地域で出た廃棄物を回収し、オリジナルグッズを一気通貫で企画・制作するサービスです。従来の大量生産・大量消費・大量廃棄の経済モデルから脱却し、サーキュラーエコノミーを確立することが急務となっている現在、廃棄物を再利用し持続可能な消費と生産の促進に貢献します。自社ならではのストーリーをつくり出せるため、消費者にSDGsの姿勢が伝わりやすく、企業イメージの向上にもつながります。
今後も数多くの企業・自治体と、ものづくりを通して「持続可能」を「実現可能」にする取り組みを積極的に行ってまいります。
【SUS CYCLEサービス概要】
事業内容:自社/自治体ででた廃棄物の回収・素材化・商品化
リリース日:2023年5月
主な取り扱いサービス:廃棄物回収〜グッズ制作, 集まった再生素材で自社製品を制作, 廃棄物からでたエコ商品の販売
サービスHP:https://sus.i-goods.co.jp/suscycle