【新聞掲載】「労基旬報」2023年2月15日号

　2023年2月15日、株式会社労働実務が発行している「労基旬報」に、当社の人事成長制度が取り上げられました。

　労基旬報とは、主に全国の企業や法人、団体の人事・労務担当者を中心に購読している、人事・労務に関する専門紙（月3回刊行・タブロイド紙・1968年創刊）です。厚生労働省などの労働行政や法人・団体・労働者等への多角的な取材を通して、より価値のある労務情報を届けています。今回は社員一人ひとりが仕事を通じて成長ややりがいを感じられる先を見据えた研修制度「人事成長制度」に着目いただき、取材をしていただきました。

特徴的な3つの仕組み

　当社は、業績考課だけではなく、行動や態度や考え方まで踏み込むハイブリッド型の人事制度である「人事成長制度」を導入しています。この制度には、大きく3つの特徴があります。

1.人の成長にコミットする「人事成長制度」

　よくある人事評価制度では、結果に重点を置き、その過程は問わない、というケースが多くあります。しかし「人事成長制度」はその逆。結果を目指してどのような行動をし、それに対して自分自身ではどう考えたのかといった結果までの過程と、自己評価の時間を重視します。一人ひとりに合わせた目標を、本人だけでなく上司が共に考え成長を後押しするため、自己成長と会社の成長の方向性を合わせられるのです。

人事成長制度に関して：https://recruit.i-goods.co.jp/workstyle/training/

2.7つの行動指針を定性目標設定に活用

　人の成長に焦点を当てる独自の「人事成長制度」では、当社で働くにあたって守るべき、「7つの行動指針」を軸にマネジメントを行っています。社員一人ひとりが、日々の業務でどのように行動指針を落とし込むかを考え、定性目標を立てる。これにより、行動指針を体現するように自然と意識が向くため、組織としての一体感が生まれます。

行動指針に関して：https://www.i-goods.co.jp/company/philosophy/

3.新入社員の成長を支えるエルターエルティー制度

　業務の進捗を後押しする「エルダー」、精神的なケアを行う「メンター」の2つの役割を一人が担う という意味の造語であるエルター制度。1人の新入社員に対して3年目以降の先輩社員1人がペアとなって1年間にわたり成長を支えます。これにより、日常的に新入社員の成長を支援できます。

エルターエルティー制度に関して：https://recruit.i-goods.co.jp/workstyle/training/

1000年成長企業 「人づくり」へのこだわり

　このような「人事成長制度」を実施しているのは、創業以来大切にしてきた”あふれる愛で、想いをカタチに。”という理念のもと、“1000年成長し続ける会社をつくる”ためです。当社では「ものづくりの前に、人づくり」という共通言語が浸透している通り、人の成長に本気で取り組んでいます。

　また、その対象は入社した社員だけではありません。入社前の学生に対しても一人ひとりと丁寧に向き合うために通常の面接による選考を廃止し、インターンシップでの選考のみに変更しました。1人の学生にかける選考フローの期間は3か月から半年近くにおよぶことも。長い時間をかけて想いを共有し、成長に向き合う採用方法だからこそ、入社後も共に成長していこうという姿勢につながっています。

　当社は人の成長にコミットする「人事成長制度」により、持続可能な組織体制を実現し、組織と人が共に成長する会社創りに励んでまいります。